乙女の祈りについて
この曲の作曲者はテクラバダジェフスカというポーランド出身アマチュア女性が作曲した曲です。バダジェフスカがこの曲を作曲したのは22歳のとき、出版社に持ち込み自費で出版したもののそのときは全くうれず反応がなかったそうです。
そしてその後すぐに結婚。その後も子どもを生み、作曲活動を続けていました。この曲が世間から脚光をあびるようになったきっかけはパリの音楽雑誌の付録曲として載せられたことで大ヒットしました。100万部をこえる人気だったそうです。
その3年後32歳の若さで亡くなっています。死因はわかっていません。
夫は立派な墓をつくり銅像もつくりました。その銅像の手には乙女の祈りの楽譜が握られているそうです。
この曲は変奏曲として演奏します。冒頭の前奏(イントロ部分)を除いたオクターブの箇所がテーマです。そこからどんどん変装していっているだけです。
マルカート表示のところが交差にある楽譜もありますがマルカートとは安川さんのピアノテクニックでいいますと短く音を切って鍵盤の下まで弾く奏法のことです。よってそのような奏法で交差の場所を弾かないようにしてください。
交差のところはゆったりと美しく弾くようにしてください。
よくハノンのアルペジオの練習をすれば弾けるようになるとかいう回答がつくようですが、アルペジオの練習はハノンじゃなくても出来ます。楽譜の斡旋のためにこの曲を利用することがないようにしていただきたいものです。